私は息子とくらすシングルマザーです。
去年の五月の日記。
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イロイロと考え、
日々たくさんの絵を描き、
イロイロな出来事が起き、
環境も考えも変わって、
人生が進んでいます。
良くなったのは、辛さが薄らいだこと。
もっと良くなったのは、勇気が湧いてきたこと。
ちょっと心配なのは、客観的に見る必要性をほとんど信じられなくなったこと。
自分が何を感じ、そこに何を見るかこそ今一番すべきこととの結論。
自分を全く疑いなく信頼して任せる実験をする。
私は私の思うように居られるかなぁ。
16年育てた息子が出て行き、帰ってきた。
13年育てた娘はまだ旅の途中。
居なくなるなどと思いもしなかったのがある日突然居なくなる。
気も狂わんばかりの状況に、
考えに考えて、すべてを信頼して任せる結論に達してから数ヶ月。
自分自身を信頼しなければ、育てた子供を信頼できるわけがない。
13の子供に決められることがあるように思わないときもあり、
必然で起きる状況の変化を信じる私は、
たとえ間違いでもそこに何か必要なことがあるのを確信したりもする。
しっかり心と目を開いて、耳を澄ませ、すべてを感じて生きたいと思う。
私は私のために生きたいと思う。
どんな状況であれ、私から描くことが外れなかったのは嬉しかった。
子供達よ、お母さんは自分よりも君たちを愛しているけれど、
私もおばあちゃんの子供で、おばあちゃんは私が自分の望むように生きることを任せてくれてる。
私も君たちが自分の考えたように、愛と勇気を持って生きることを望んでいる。
だから私は私のために人生を生きるよ。
すべての人が毎日うれしい発見が出来ますように。
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離婚という親が勝手にやらかした事でずいぶん影響が出ます。
時代は変わり十年前にはめずらしかった離婚もずいぶん眉をひそめられなくなりました。
それぞれに理由があることでしょうが、離婚が良いのか悪いのか、それを問うのは本人です。
ここではそれには触れません。問題は「離婚してしまったその後」の事です。
私が今考えているのは、離婚した両親を持つ子供が当然注がれるべき愛情を
なんのわだかまりもなく小さな心を傷つけず受けられる世の中です。
娘はお父さんの所へ自ら望んでいきました。
もう一年会えていません。
私の心が張り裂けんばかりに娘が恋しく、心配ですがそれも問題ではありません。
帰って来た息子から聞くところによると今のお家で愛してしてもらっているようです。
こっそり会いに行こうかとも考えましたが、
娘も今のパパとママに笑顔で私と会った事が話せるよう考えていこうと思います。
娘はパパも、ママも、新しい兄妹も愛しているのです。13年暮し産んだ私の事もおじいちゃんもおばあちゃんも。
何の心配も無く誰の心も痛まないと保証されていれば、娘は全てを選ぶでしょう。
たくさんの子供たちが心を痛めています。
二十歳になってからで無く、今愛情を感じる事が大切だと信じています。
ただ純粋に親を愛する子供の心は愛する人のために自分の心を抑え口をつぐみ
小さな心で様々な疑問や理不尽を受け止めています。
そんなことをいつまでもさせていいのでしょうか?
私はあらゆる垣根をとりはらいいたい。
子供がこんなに辛い選択を心に納めているのです。
そんなことをさせるぐらいなら、具合が悪くてもなんとしてでも親は人として成熟し、
もう一人の子供の親が子供に愛を注ぐ事を受け入れるべきだと思います。
離婚したからしかたがないでは済ませられません。
離婚してから私は娘に教えて来ました、血がつながってなくても離れていても家族だよと。
息子は数ヶ月くらした血のつながりの無い兄妹をいまも愛しています。
子供の愛はなんて無条件に大きいんだろうと思う。
更に考えに考え抜き、正面からこの問題に挑みたいのでここに公開しました
この問題に興味のある方はここをみて下さい。同じような考えのwebサイトです。