みんなが人生をデザインするんだよ

日本が大変なことになった。

一週間考えた。日本のこれから原発の事も。

これは私が前々から考え思って来た事にもぴったりはまってた。

つくっていくもの、描いていくもの、

今まで引きずって来たものを手放すチャンスだと思う。

足していくのでなくひいていく美学は日本の得意とする所だったはずだ。

装飾過多も、ベルトコンベアーと大量生産、薄利多売も私たちにはもともと向いていないのよ。

器用でなんでもできるからわからなくなっちゃってたのよ。

無理してなかったか。

個性のない建て売り住宅が増え、せっかくの庭でくつろぎもせず、

傷一つない車に乗り、夫婦は手をつなぐ事もしない。

何のために入るかわからない学校へいくために子供は夜遅くまで勉強。

それは平和で自然だったか?

いままでの当たり前は心に自然だったか?

最新の科学も、最新の技術も残せばいいけれど、不必要なものは手放そう。

バランスよく考え直そう。

想像してみる。

街に過剰な明かりはなく、日本の美意識によってデザインされた夜景。

沢山の水に恵まれ川で回る水車。

季節の花を愛で、うつわを選び、音楽を選び、明かりを選び、食卓を飾る。

テレビを消してみんなで話す。

日本人はデザイン能力が非常に優れている。

紙、着物、染め物、木工、ガラス、漆、金工、蒔絵、陶器まだまだある。

そのデザインの美しさは世界一。今でも全然古くない。

新しい世代のデザイナーも素晴らしい。

小さいけど沢山の工房あり、うつくしいものが生み出される。

最新のコミュニケーションツールを使い世界に送り出す。

ネットはみんなが欲しかった「ドラえもんのどこでもドア」だ。

日本からとどいたものを手にした世界中の人が驚く。

目にするもの、手にするものは全ての人の生活としあわせに役立ったもので、

その価値にイソイソお金を払う。

少人数で心を込めてつくりだすチームが手を取り合える知性と調和がある国だから

方向転換は難しくないんじゃないか。

わくわくせんか?私はわくわくするぞ。

こんなステキなものをたくさん持った国はそうそうない。

わたしの本当に好きなものはベルトコンベアーの先にないんだ。

流されていくんじゃないんだ、ついていくんじゃないんだ。

全てのみんなが自分で人生をデザインするんだよ。

のりません。自分の人生っすから。

コメント (1)

  1. yugi misato より:

    あ、水車で電気賄おうなんて思ってないからね。
    知ってるのよ、釘も使わず水車をつくる職人朝んが居る事を。
    景色としてもステキで、そのエネルギーで何かできたらなおステキでしょう?
    ちりも積もれば山になるしね。

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