抗議運動に子どもを連れて行く事


これを下記のコメントとともにフェイスブックにアップ。

るりさん、圭希さん、チバレイさんが出てる^^

官邸前の抗議運動、そのなかでもファミリーエリアなるものを作り子どもを守る人たちがたくさん。
抗議運動やデモも知っているのは一面で、主催は居るけれど、参加する人たちの事情も、考えもやり方も多様だ。
圭希さんは、官邸周りの放射線を測り公開、熱中症を避けるため水を配る。チバレイさんが様子をレポート、IWJが配信する。放射線マップで有名な早川先生が毒吐きながら、圭希さんに助言(老婆心のカタマリ)してファミリーエリアに誘導。るりさんは福島からやってきて伝える。そこへチグリハーブさんがスタッフのために水を差し入れる。
すんごい連携。愛じゃ。

放射線の事、抗議運動を有効なものにするために、子どもの安全、子を持つ人がどう参加するか、どれも切り捨てずに「まもろう」としている。私も描いて応援&参加。きゅうりちゃんもちらちらおるよ。

放射線の事、抗議運動の様子、どこが自分にいい場所か知らずに来ちゃうと危ない。調べていこうね。ここは放射線低いけどそうでない場所もある。もみくちゃになるかもしれん場所もあるでね。
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ここんなコメントをしたのは、ツイッターで「子連れ抗議運動をしてもいいのか?」と議論になってたから。
心配していて、ツイッターでも「危険があるから行かない方がいい。」 と呼びかけた。
圭希さんは考えた上で「来ちゃった子ども」が安全で居られるようイロイロと作を練っていて、私もそれによって「子どもを連れて行く親は悪である」 と決めつけられ全ての子連れアクションが子どもをダシに使ったと誤解されないように願った。
このエリアは独自の雰囲気でコミュニケーションが取れて、ひょっとしたらもう一本の大きなうねりとなって、妨害などに会うかもしれない他の抗議アクションを支えることも出来そうだと希望を持った。
もちろん、放射線も含め「子どもの安全」が一番だ。

「子どもを連れて行くべきでない」と決めつけない理由も補足(下記)したので、このブログにもセットで書き残しておきたい。
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  • 私は福島の子どもを守るためにあかいつぶつぶの絵を描き始めました。
    初めは、どうして子どもが危険かもしれないのに避難できないのだろう、どうしてほかの地の人は、一緒に声を上げてくれないのだろう。そう考えて泣けて泣けてかく手が震えるほどでした。
    みんなが言うようにあかいつぶつぶの絵が、子どもたちの危険を一目で表すのなら、それこそいまの抗議運動のように官邸前に多くの人が集まるのだと思っていました。でも、実際はこのようなことにはならず、福島に暮らす事を決めていく人(決めなければならない人も)が居ました。
    多くの人から「あかいつぶつぶの絵」を使いたいとメールをもらったし、たくさん新聞に取り上げられたりしましたが、それは「脱原発の象徴として」と書かれていました。
    私の絵を脱原発の舞台へ送り出した目的は、福島の子どもの事を考えてほしいと思ってのことでした。最初に入っていた脱原発の文字はわざと外して。
    脱原発へ向かっていくのは当然。でも、子どもを本当に守りたいのなら、原発を止めたってすぐに事故の危険が無くなるわけでない、人的に被曝が広がるのに、福島の子どもを放っておいて守られるはずがないのに、なぜ思い至らないのか、それが一番訴える事じゃないのか。私はしつこく「脱原発はもちろんだけど、この絵は、いま、危険な子どもたちが被曝から守られる事を願って描いたのだ」と、取材やメールが来るたび説明しました。
    大人の事情で子どもが放っておかれてる気がして、ものすごく悲しく、腹を立てました。それが、去年の私の気持でした。けれど、怒っていても被曝は減らない。
    私が自分で聞けるのはほんの一部だけれど、福島に行ってみたりいろんな人の「私が理解できない行動」を聞いてみたり調べたりした。望むしあわせも生き方も置かれた状況も、私の想像を越えていました。
    わかったのは、正義はひとつでないこと。ほとんどの人が命を粗末になど思っていない事。

    自分の目的もしっかり修正しました。
    「全ての人の願いが尊重され叶う事、考えが違ってもそのために協力できるような世の中になる事、それを行なう時に他を犠牲にしないこと」それができたとき全ての人がもれなく「守られる」のだと私は考え至りました。子どもを守るのは被曝の事だけでなかった。被曝もその事で起きる全てから「守る」事でした。

    デモや抗議運動に子どもを連れて行く事が良いのか悪いのか、福島に住むのが良いのか悪いのか。それは「私だったら」しかわからない。
    福島のに二本松に自分が住んでいたらと考えたら、毎日が空襲にあっているようで戦いです。そんな中でファミリーエリアへの抗議運動参加は、ふだんの被曝より少ないしそこを目指して行く事のリスクなんて問題じゃない。少しでもすべての子どもを守るために自分たちと同じ目に遭わないようにと強い意志で参加すると思います。抗議運動に対する決意や願いの強さはゆるがない。フェミリーエリアは安全で心強く、日々の戦いの中、泣けてくるぐらい来て良かったと思うでしょう。

    私が関東に住んでいて、子どもを置いて行くことが出来ないなら、まずは自分が出かけて行くのと効果の変わらない他の方法もあると思います。そちらを先に行なうと思います。

    今回の子連れ抗議運動への私の考え
    ・フェミリーエリア、官邸周りの線量を知っていること。
    (オペレーション・コドモタチが計測発表してくれています。)
    ・ファミリーエリア、またはそれ以上安全である場所にしか行きません。
    ・抗議行動の主催や抗議行動が始まって現在までの様子をある程度日頃から追って様子を理解している。
    ・日常生活で受ける被曝よりそこの場所や、そこへ行くまでの被曝が高ければ子どもは連れて行きません。
    ・音楽フェスやライブなど、子ども自身も、親も子どもを連れて行く事に慣れている(人ごみでどんなことが起きるか経験がある、危険を察知して守ることが出来る)

    また、別の場所で意見が対立してた事に触れておくと、
    「子どもを夜に連れ出すのや、人ごみに連れて行く親は子どもの事を考えていない」
    「夕食の時間に、暖かい食事も作ってあげない親なんて」
    「騒音に子どもをさらすのはよくない」
    とは、思っていません。
    子ども育った環境にもよることです。
    その子に何が必要なのか、苦痛なのか、保護者がしっかり見て考える事です。「きっと深く考えもなく、子どもの命を粗末にしているに違いない」とは決められません。

    私は、様々な生き方や考え、ルールは個人によって違うことを知りました。それをひとつの考えに押し込める事こそが、いまみんなの願いを叶える事の障害になってるし、心に苦痛をもたらしていると思っています。
    正義はひとつではありません。自分からは見えないそれぞれの考えや状況があります。

    中には知らずに考えずに出かけてしまう人も居ると思います。私の考えでもそんな場合は「子どもを連れて行くべきではない」と思います。けれど、知らないから気をつけてもらいようがない。だから「ソコでとにかく子どもを守る」という考えで動いているメンバーだと思っています。そこがうれしかった。
    まだ始まったばかりです。私たちは初めての経験をしています。
    あらゆる心にNOを突きつけるのでなく、いっしょに解いて行くように進めればと思います。

    もちろん、子どもを連れて行こう!とすすめているわけではない事もちゃんと書いておかなければと思いました。

    すっごく長くなった上に、言いたい事がかけてるかどうかわからないんだけど、早く書いておきたかったのでアップします。

    補足しておくと、このメンバーは深子どもの安全について日頃から深く話し合っています。あなたはどうしてそうおもうの?から始まるといろんな意見をかわすことが出来るように思います。「そうか、それは気がつかなかった、じゃあこうしてみるね」そうなっていけばいいなって思う。

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