全てに自分の意志を加えること

イラストブック「放射線になんか、まけないぞ!」ご存知でしょうか。
http://www.mikanblog.com/?p=2497 

昨年末に出版した子どものための放射線学習絵本です。

大人にも入門書として使えるよう、親子で考えてもらえるように大人への説明が書かれています。

 

放射線についてもっと知って欲しい。もっと大人と子どもと一緒に考えて欲しいと思っています。

子どもと一緒に考えることは、大人の助けになります。

子どもには、まっすぐな「どうして?」があります。

 

この本は、誰かには過剰で誰かには足りないです。

そこにぴったりなことを読み取る人も居ればそうでない人も居ますが!

本に自分の考えや願いを書き込んでください。

違うところはどうして違うのか、どうしたらいいのか話してあげてください。

世の中にすでにあるものに従うのでなく、取り入れて自分が考えて選ぶのが生きる基本だと、

身をもって示してあげてください。

世界でたった一冊の、

その子のためだけの


愛のこもった最高の本 
になります。

 

そういう余裕を残した本です。

 

放射能には勝てないとか、この本は高線量の地に住むことを奨励してるとか、

アホらしくてひっくり返るわ。

そうやって、ジュウバコの外つつきすぎてこんな世の中になったんちゃうの?

世の中に腹黒い、自分の都合で動く考えの浅い人ばっかり居ると思ったら大間違いだ。

自分の気に入るようになってないところは、補足してもらったらすぐに役立つ本ではありませんか?

人のせいではダメなんです。

私たちは何をしたいのか。

そのためには、今までの与えられるのを待ってる思考じゃダメなんです。

 

全て、自分で考え組み立て、選択するんです。

人生は自分でつくるものです。

今までしたことが無くても。

コメント (1)

  1. サリー より:

    「放射線になんか、まけないぞ!」読者です。
    震災当時福島に住んでいました。
    パンフレットが本になり、本も持っています。

    避難指示をされた地区ではない地区に住んでました。
    原発事故があった時、危険を感じながらも、子供は障害を抱えていて、すぐには逃げられない状況でした。
    環境の急変は子供に混乱の大きなリスクがある為です。

    当時、安全だという学者の話、80km退避を行ったアメリカ、ラジオテレビ本当にいろんな情報に翻弄されました。

    夫は、震災復旧で昼夜ほとんど家に帰れず、崩れた家具の中で
    近所に人達に助けられ母子余震にたえている状況でした。

    子供に起こっている状況を説明するのには本当に困りました。
    そんなときネットで柚木さんのイラストに出逢い
    あかいつぶつぶの絵を使い説明しました。

    原発事故は伝え方によっては、子供達にその後大きな影響が出るような出来事だったと思います。
    そんななか、注意する場所をを知らせる事、今この場所にいるなら
    少しでもリスクを減らす為に出来る事(窓を閉めるとか、帰ったらシャワーを浴びること等)
    子供は柚木さんのイラストを見ていろんなことを理解をしてくれました。
    あの状況で子供にも伝える事が出来ました。

    私はあの本が高線量の地に住むことを奨励してるなんて思った事は、一度もありません。
    福島の地で起こった事を誰にでも解りやすく伝えてくれたと思っています。

    福島に住む人の一人一人に、いろんな抱えているものがあって
    これが正しい行動と強制できないと思います。

    離れた人、残った人、
    離れることしか選べなかった人
    残ることしか選べなかった人
    そしてその変化を受け入れるしかない状況
    どの人の想いもとても切ないものだと私は感じています。

    1年経ってから、私達は大好きな福島を離れています。
    遅々として進まない事故後の東電や政府の対応
    福島を取り巻く状況に胸を痛めています。

    柚木さんにはずっと伝えたかった
    あのとき、貴方のイラストで子供に何が起こっているのかを伝える事が出来ました。
    ずっと書き込みしようと思ってたのに
    こんなに遅くなってごめんなさい。

    あの震災と原発事故の混乱の中いろんな人と協力して
    柚木さんがイラストを書いて伝えてくれたこと
    心から感謝しています。
    本当にありがとうございました。
    いつかお会いしたいと思っています。

    季節の変わり目なので
    お身体大事にしてくださいね。

    選んだ道で幸せになる為に私達も頑張りますね。

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