学校から考える

私はずっと学校を放射線から守られる場所にしたいと考えてて
こんな絵も描いたり、ちょいちょいずっと言い続けているじゃが。
今年はもっとしつこく言うわ。

しつこくずっと考えてた。
学校は
「あらゆるリスクから守る」
「分け隔てなく受けられる教育」
「心身ともに健やかに育てる環境」
これを叶える場所だと思う。

子どもは何よりも優先して守られていいはずだろうがぁ〜って。

でもさ、
学校って子どもだけの場所なのかなあ。
本当は学区の住人の財産じゃないのかなあ。
もしも、学校が学区の住人も利用出来る施設だったら?
学区のすべての人のために機能していたら?

学校の定義を考え直してみた。
学校ちゅうのは、地域の住人の共有の財産であり
すべての人が利用することが出来る総合施設であり、
災害時の避難施設である。

学校には全てがある。子供専用にコンパクトにはなっているけど。
保健室は病院 給食室は食堂 運動場は多目的広場
講堂は劇場でありイベントホール 教室はすべての人の学びの場
あと、宿泊設備があれば有事の避難場所としても機能する。
普段からみんなで使って有効利用するのならもっと大きな敷地にしていいし、
設備投資してはんぱ無く充実させたらどうだろう。
運営は町で行なったら雇用も交流も産まれないだろうか。

学校のコンサートホールには色んな音楽家がやって来て
子どもたちも町の人も様々な芸術に触れられる。
時間のあるお年寄りは校内で気軽に楽しく働くことが出来る。
子どもを持たない生き方をしている人も、
自分が地域で育てた子どもたちの成長をみたり、関わったり出来る。
自分たちが税金というカタチで投資した施設を自由に使える。
いざという時に身を寄せる場所も食料もここにある安心。

開放すればトラブルもあるだろうけれど、
それは人との関わりを成熟させていくための大切な授業だと思う。
様々な人が居る社会に出てあらゆる困難を乗り越え生きる、
そのためにこそ学校での学びがあるのではないのかな。
トラブルを恐れて閉じすぎたから
今の世の中には問題が出て来てしまったんだとだと思う。

それに、子どもを守ろう、子どもは宝というけれど、
もっとお互いみんなメリットが在っていいじゃない。
私も守ろう私も宝だと思うわ。
みんな誰もが誰かの大切な子どもやもん。
こんな学校のありかたが、
地域みんなで生きていることを実感させてくれるじゃないかなあ。

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