みんなそのままがかわいい
みんなそのままがかわいい。
さいきんホントそう思う。
かわいくないのは隠そうとしたり、常識という偏見に満ちたりしたときだ。
些細なことでムカついたり、クヨクヨするのは心に繊細な「かわいらしいちゃん」が居るからだと思う。
いじわるも、カリカリも「かわいらしいちゃん」が暴れるからだ。
「かわいらしいちゃん」は、そのままだったらかわいいだけなのに
世の中の常識を纏わされ恥ずかしいものとして隠されると呪がかかって恐ろしい妖怪に変身する。
そうなると、毒吐くわ、周りを不快にさせるわ手がつけられん。
自分が足りていないと思う時におかしなことしちゃうんだ。
わたしにも色んな友人が居る。
どの人もそのままがすごくチャーミングだ。
なにも取り繕わん、素直なままが見えんとでも思うておるか。
そのままがいちばんええ。
のびのびそう居られるには私はどんな私で居たらええやろう。
きっと、私もそのままで居るのが一番やと思う。
自分の事はなかなかそう思えんもんだ。
私がかつて願ったように自分が育つにはもうあと何回生まれ変わらんといかんじゃろうか。
足り無いと望むように生きられんのか。
そうでもないと思うんだ。
何かすごいもんに変身するのを目指すのでなく、そんなもん無くったって好きがあるって知ってるのを自分に適用するだけでええのじゃないか。
人生は成長を楽しむためにあると思うから、不出来がおおいほうが素材としてパーフェクトじゃなかろうか。
なんだ、今の自分のほうがいいじゃないか。
いいんだったら虚勢を張ることも誰かを批判することもないじゃんね。
ちゃんとしようとか、良く思われようとか徹底的に排除してるの。
取り繕いようがないってこの数年で学んだんだ。
私にはこの自分を演出するなど手に負えん。
わざわざめんどくさいことはつくらない。
取り繕うとややこしくなるのは知ってたから小細工はしない。それが私には一番効く。
何かあっても後始末も自分で出来る。
素直に思ったままやってきたことは、物事を集め心を束ね、まあまあええとこに自然と流れ着くのを何度も経験したから。
と、いうわけで、けっこうこの偏って弱弱いわたしはまあまあかわいいのではと思いはじめている。
自己肯定ってさ、「それでもいい」なんて弱いもんじゃなかなか乗っかれんでしょ。
｢そのほうがいいじゃん！」でないとさ。
もう少しだ。きゅうりちゃん理論が確立できるぞ。
なんせ、謙虚なもんで。
うはは。