さいたまとうきょうさいたま その1

ダッコちゃんのコンサートを聴くために埼玉へ。
与野本町駅ちかくのコンサートホール。
もう、8年目8回となる「夢コン」夢のコンサート。
ウエストニッヒホフマン病という、筋肉が弱くなっていく病気で車いす24時間介助を必要とするダッコちゃんは、生きる事を諦めないでと歌を歌う。
この会場で聞く私にとっては二度目のダッコちゃんのコンサート。

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たくさんの人の願いで暖かく行われた。
奏でる人記録する人、介助さんと一緒に車いすで駆けつける人、回を重ねるごとに乗り越えたり発見したり、コンサートと同じように、人生もエンジョイして生きることを、もし良かったらご一緒に。
予測もしてなかった、総選挙投票日前の開催となった。
私が選挙と関わるのは、一人もこぼさず誰もが命を満足して生きる事が出来るよう、ぽんこつでもつくってきたこのシステムを使いたいからだ。選択肢のない人に選択肢を用意する事も含め、私たちの権利「選ぶ事」だと考えているから。政治は生活を良くする事で、毎日の楽しい事や悲しい事、生きてる実感を伴う事と深く関わっているから、もっともっと気軽で身近で大事な事だと思いながらコンサートの様子を描いた。

電車に乗ってパタパタと東京へ。
午後九時には眠るピアノ姫のお宅で宿泊。
開けは早朝から林檎を食べてペットボトルにお水を詰めてご近所の公園へ。
選挙日当日。はりきって白鳥のボートに乗りにいった。
日本がとろくなっていく中で白鳥のボートのペダルをパタパタと漕ぐ。
ボートを漕いだ事のない女の子たちの逆走をよけながら、小ガモが迷惑そうにスイスイ滑るように水の上を泳いでいく。ベンチで編み物する人。ジョギングする人。
いろんな人がいろんな場所で思い思いに過ごしていく同じ時間。
ピアノ姫と話しながら、心の洗濯をきゅっきゅと続ける。
ゆかいに継続することを姫とは合意している。担当は違うけどチームワークになってることを確認。

その日の夜は姫のお友達と開票速報を見る事になってて、
急遽、大型テレビを設置してみなさんをお待ちしていたらゼロノミクマくんが来た。

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ミクマくんは、世界一ゆるく脱原発を応援するクマだ。
熱烈なチームワークで関東中心に全国で活躍中。
「はじめの一歩」のチャンスをつくり続けている。
クマと鍋を囲むのは初体験であった。
思ったよりちっちゃくてかわいかった。

日本の文化は「かわいい」ということを大事にする。
大昔からあらゆるシーンに「かわいい」はちゃんと地位を得て在る。
かわいい=子どもっぽい っては私は思わないのよ。
どっちかっていうと「粋」に近いと考えている。
そして、そういうかわいいが好きだ。

(書いたのが消えたのでやや折れて二部構成にする)

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