「こういうにはきっとなんかあるな」

その発言者の、いままでと理念を知っていると
感じることも変わってくるよねという話。
うまく書けなかったわ。
この記事一つだけ読んだら、
わたしだったら「なんかやなかんじ」って思ったと思うの。
そんなに守られたくねぇわ。と。
(じつはほんとは好きじゃないのよ、男子思考が。いつも「女はやらなくていいから」って遮られてきてつまんなかったのよ。悲しいといってもいい。わたしの世代は。女子で分別され母で分別されババアで分別される。ちょっとしたトラウマやね。)
けど、団長をずっと見てたからすごく嬉しくたのもしく感じた。
何が言いたいのかというと、その発言者をこれほど知らないと見えないってことだよ。
だから「こういうにはきっとなんかあるな」と思ってかかったほうがいいぞと思う。
そうすると発見するの。
たとえ何にもなくっても。

いまくたびれてて(笑)うまく書けなかったけど、
説明したいので残しておくね。
疲れてるなら書き始めるなよってか。
いつかこういうのを表現できるようになると思うのよね。
(乞わないご期待!)

———
わたし毎日チェックするブログがいくつかあって、
一人の人がどのようなことを考え、変化していくのか楽しみにしてる。
ちっと、なみだでちゃった。
団の掟にあたらしい規則が加わった。
子育てするお母さんを応援するぞ、というもので。
まあ、読んでみて。

青空応援団 平団長のブログ
http://blog.goo.ne.jp/flatbase/e/a3cc54a40a74353f60863bd6393cb481

わたし、この青空応援団の団長と結成からのメンバーが、
東日本大震災時、津波で泥だらけになった家を猛烈に片付けまくったスコップ団の頃からブログを読んでいる。
彼らの様子をぎゅうっと見守っていた。

平団長はずっと一貫して、心を救い続けてきた。
当時のキャッチフレーズ(?)は
「人助けに理由はいらねえ」だったかと思う。

まだ直せば住める家も、泥をかき出して片付けても
もう取り壊すしかない家も同じように片付けた。
「いらないから全部捨ててください」と家主に言われていても
スコップ団はみな自分の判断で思い出のあるだろう品を洗い清め
きれいになった押入れに並べた。
瓦礫も元は家族の大事な暮らしの思い出。
「忘れちゃダメだぞ」
過酷で非常な現場の中で、団長は常にブレぬよう話し叫び書きとめていたから、
わたしもその様子を知ることができた。

そして、もういらないといった品が
きれいにされて大切に扱われている様子を見て、
その家の家族は喜んで、もう一度頑張ろうと心に火が灯る。

家は戻らなくても、自分や自分の大事にするものを、
自分以外の人が大切にしてくれることが
どれほど力を与えてくれることか。
あまりに教えてくれることが多すぎてわたしはスコップ団から目が離せなかった。

平団長のやり方は完璧で、大勢でできる限り短時間でさくっと片付けていった。
そして、心配りは細やかに。
徹底して被災した人の心を優先。
けれど、自分の理念に反する理不尽には戦った。
心に寄り添っていたように思う。(気持ち悪く使われることばっかりであんまり寄り添うとか言いたくないんだけど)
ずうっと見ていると善悪というよりも、目の前の心が悲鳴をあげたり押しつぶされそうになっているのが、団長には自分の身を切るように辛そうに見える。

ジャッジしないこと、大勢で関わること、不必要に苦労しないこと、仲間を信頼すること、かっこよくあること。
ぜんぶ見事に意味があって美しかった。
そして、その様子は見ているだけでわたしを大いに力づけた。
「勝手にチームワークやな」って思った。
だから、彼らがとっても好きだしすごく感謝してる。
会ったこともないけどね。

スコップ団は岩手で大きな花火を打ち上げ、
2014年あたりにその活動を終了した。
そのあと、団長は一人旅に出掛け、
帰ってきて「青空応援団」をつくった。
とにかくただただ、猛烈に応援する男たちの軍団。
それが今回シェアした記事。

男子の世界。
男子の美学。
なんだけど、かっこいいのである。

団長たちの活動をくわしくはこちら↓
なんやかんやいうても糸井さんとこの取材記事は優秀
https://www.1101.com/yamamotocho/2011-09-13.html
やっぱ糸井さんとこで、花火のこと
https://www.1101.com/schopdan/
青空応援団web
https://aozoraouendan.jimdo.com/

コメント (2)

  1. マリン より:

    はじめまして。お友達のリツイートからブログを覗かせていただきました。

    『団長』という単語が出てきた時点に、連想でもって私の脳裏に浮かんだ人のことがまさしく書かれている!
    と、読み進めるにつれて、とても高揚しました。

    私も同じように、震災の後から毎日団長のブログを読んでいるひとりです。
    花火の頃には、微力な広報を勝手に頑張っていました。

    あの頃の私もこんな風に紹介できたらよかったのにぃ~!と柚木さんの文章を、ワクワクドキドキしながら拝読しました。

    上手く言葉が見つけられない理由で幸福感いっぱいになったので、
    感謝伝えたく、ちょっと勇気出して苦手なコメント残してみました。
    訪問できて楽しかったです。

    他の記事もいくつか読ませて頂きましたが、惹かれる分析や視点がいっぱいでした。
    また覗かせて頂きます。

    • yugi misato より:

      マリン様
      コメントありがとう!
      うれしいです。

      団長たちの活躍にはとても勇気づけられましたね〜。

      またのぞいてくださーい。

      柚木ミサト

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