人と人との間

《人と人との間》
 
人と人のいい感じの間ってのは、人それぞれ、人と人の組み合わせで「いい感じの間」がどれくらいかってのは違う。
 
そしてなんだか、社会に設定されている間が一種類でしかも「近すぎる」気がしている。遠くていいところがググッと近く、近くていいところがググッと遠い。
 
設定された間に自分も不自由に思いながら、その不愉快な間を基準に不愉快に思う。
すーごく、訳のわから無い習慣だと思う。
だからいま、「あなたとわたしにぴったりの間の設定」をつくっている。丁寧に相談しながら。
 
絵を描くときに、描かれたものとの間がとても好きでいい感じに間が取れると「宇宙じゃぁ」みたいな広がりと永遠がある感じがする。描かれたものはそれぞれのうつくしさがあって、その間に存在する何かが、さらに引き立て引き出すのと同じように。
 
そのままのおもしろさを活かす間がある。
描くように独創的に楽しめる芸術になるんじゃないか。
そんなゆかいは
きっと、人にも。

間っていうのは離れることでなくて、
魅力的な干渉を引き出すもの。
互いに「あなたの面白さを知ってる」って感じになる。

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