20×20終了!

昨日はみんな来て下さってありがとう!
20×20は、基本音のプレゼンテーション企画です。
けれど、私は音が絵を描くことが出来て、絵が音を出すことも知っています。
匂いも味も、温度も湿度も表現が可能なのです。
何を使ってもどう表現しても、五感に影響を与えられます。
それが、音や絵、写真の枠を超え、混じりあうことの出来る実験を遊び検証するのが
この企画の面白い所だと思っています。
もちろん、楽しんでやること!それが私のこの企画の解釈でした。

ルールは一つだけ!「20秒×20の表現であること」

いろんな意味で一番手で良かったです!
この方が私が切望して無理を受けて下さったヤポネシアのNOBさん。
情熱と、愛と、柔らかい頭、センス、度胸、演奏する姿の美しさ。
パーフェクトです!

しかもっ!モヒカンです!!(関係ありませんが、あたくしスキンヘッドとモヒカン好き)

NOBくんの出す音が合わさり、イラストのスライドを無音で見るよりも
すごくすごく、すばらしく、良かったと思います。

これがコラボレーションです!(いばる)

NOBさんの演奏への評価も大変素晴らしく大絶賛で あの状況で、(私の制作が遅くて即興に近かった)
素晴らしい色のついた音を、 たくさんつくり出して映像に混ぜてくれました。
何もかもが美しかったと思って。
特に、企画者の一人BOBが、私たちの作品とアーティストとしても素晴らしいと何度もなんども言ってくれて、

特に、この作品が一本目であったことがこの企画をどんなに助けたか、喜びようといったら、大変なものでした。

私のイラストは、すごく思い入れのある写真をたくさん何日も眺め
ひとりひとりの過去現在未来の心を思い たくさん短期間に描きました。
子供の写真が多かったのは私のためでした。
私がこうしているのは彼らの優しさと強さのおかげです。
カンナの写真を選んだのは彼女が生きた証にカンナの素晴らしい笑顔と強さを描きたかったのに、
そこにはそれもあったけれど、 その下にはとてつもない大きな悲しみがありました。
美しく、可愛い泣き顔になりました。

ほんとうは、かきあげたときには、既にもう心がビヨビヨ敏感になっていたのだと思います。離れてくらす娘に会いたい。
天にいってしまったカンナをもう一度抱きしめたい。
写真の中の大切な人たちへの気持ち。
他の全ての写真の中の皆の痛んだ心も、それを歯を食いしばって切り返す力も、そして今の心も、
製作中に心に感じたものが、まだ自分の番が終わっただけなのに、

NOBくんの音がパン!と鳴り終わった時、全部自分の心の中で、弾けて散らかってしまいました。

終わって、つぎのライブへノブさんを送り出し、ミカンにみんなが帰っていって
しばらく腑抜けの抜け殻で、
一人どうしていいかわからなくなってしまった。
たいへんしあわせな状況で、心がまる裸になってしまって、
何かがそっと触れてもわんわん泣けそうで、
少しそのまま高ぶった心を外で冷やしました。

はにわちゃんが帰る所だったので、
話をしてもらってちょっと落ち着いてやっと戻ってこられた。
ありがとう。

心を戻すのに、ずいぶん時間がかかったので、
その間にすれ違いで帰っていったみんな
見に来てくれてありがとうございました。
予定をやりくりして来てくれて駆けつけてくれてすごく嬉しかった。
ごめんなさい、お礼もろくに言えずに。

これからの発展性も感じられ、
企画的にも大成功でした。
もちろん、次回はもっと進化するだろうし、改善点見えました。
それも含め、良いイベントだったと思います。

このとき紹介したプロフィールをのせとこうかな——————————–

● NOB Percussion
80年代半ばよりドラマーとして音楽活動開始。以後ジャンルを問わず様々なバンドのドラマー、パーカッショニストとしてツアーやレコーディングに参加。90年代後半よりジャンベ演奏及びジャンベ制作活動を始める。西アフリカ・ギニアをはじめ国内外各所でFAMOUDOU KONATE等、多くのマスタードラマーに師事しアフリカ、キューバ、ブラジル等の伝統的な楽曲や文化を学ぶ。
EXPO2005『愛・地球博』においてジャンベのワークショップやライブを定期的に開催、延べ1万人以上を動員し、老若男女問わず多くの人々にアフリカの音楽や文化の素晴らしさを伝え好評を博した。現在は画家、書家、ダンサーなどとコラボレーション、PUNK/ROCK/REGGAE/AFRICAN/JAZZ/TECHNO等ジャンルを超えたさまざまなBANDや演劇、オペラ等の舞台公演での伴奏、即興演奏など、多岐にわたって精力的に活動中。
全く持って節操のないスキマ産業的パーカッショニスト。
好奇心の赴くままにいつでもどこでも誰とでもリズムを奏でるのが信条。
※アフロ太鼓工房 「ヤポネシア」 代表
http://www.japonesia.info/

● 柚木ミサト illustration
幼少のころから異常なほどのお絵かき好き。「絵を描く」からつながること全てを仕事にして現在に至る。イラストはもちろん、そこからつながるグラフィック、ロゴ、キャラクター、web、パッケージ、テーブルウエア、展示会ブース等、すべてをデザインする。新しいことも、変化することも恐れず、すべてに何の境界線も持たず、描くことつくりだすことを生きる。わきあがるアイデアをカタチにするのがふるえるほどうれしい自称「ただのお絵かきバカ」。ただ今、さらに守備範囲を広げどんどん進化中。素晴らしい音にであうとそれを描きたくてたまらなくなる、この現象にもさいきん興味津々なところ。コラボレーションによるかけ算効果にも夢中。
※(有)ゆぎ 代表
○今回発表したスタイルでのイラスト展を開催 2010.11.15(mon)〜30(tue)千種カフェ・ドゥフィ詳細はhttp://www.mikanblog.com/にて。
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来島さんの山のようながんばりと、イトケイ、さぁや、イサナ、わたしのことも

ボブが何度もMCで絶賛してくれて、それもとても嬉しかった。

帰ったら、テーブルの上にさぁやのお手紙があって、それも嬉しかった。
今日、彼女は鳥取で自分の参加するイベントに夢中になっているはずです。
強いハグで元気をおいていってくれたイトケイの息子の運動会もある。
連休中お天気、たのむよがんばれ。

コメント (2)

  1. haniwa より:

    お疲れさまでした。元気もどりましたか?

    ほんとに良かったよ。
    柚木さんの暖かいまなざしがヴェールとなり、皆が観音さまか菩薩さまみたいにみえたよ。

    もっともっとみてみたいと思った。

    またやって~!もちろん音つきで!(欲ばり)

  2. mikan boss より:

    ありがとう。ありがとう、ありがとう。

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