ご近所も一緒に気をつけたい。
これからは「内部被曝しないこと」が重要になって来ます。
ご近所お誘い合わせて健康に注意したいですね。
スーパーでの野菜はベクレル表示をして欲しいと思います。
そして、身を守るため行うことがどう影響するかも考えていきたいですね。
いままで私たちの命を作ってくれた農家の人や漁師さんたちのことを忘れてはいけないと思います。
国が方法を間違えて一度いいかげんにゆるめてしまった基準値のせいで、
全ては信頼を無くしてしまいました。
食品としての信頼を取り戻すには時間がかかります。
でも、いい方法があるはずです。
専門家ではない私ですが考えています。
武田教授のブログから転載します。↓
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【最近の悩みについて】
1. プール
プールのシーズンになってきましたが、プールはこれまでの水を流し、
大人が綺麗にして線量を測り、周辺の雑草を排除したら、
児童が泳いでも問題はないと考えられます。
児童の皮膚から入ったり、飲んだ自らの被曝は無視するほどと思います。
ただ、時々、線量を測っておく必要があります。
2. 少し離れたところの野菜や食材
福島近辺は全体として危険なのですが、それから少し離れたところでも、食材は注意が必要です.
「安心できる食材」
スーパー等が食材毎に何ベクレルと表示してあるもので、おおよそ10ベクレル以下の食材。
10ベクレル以上の食材を「健康に影響がない」とは誰も言えません。
「危険な食材」
ベクレル表示のない食材.特に「安全宣言」、「安全です」と書いてある食材はもっとも危険。
放射性物質が含まれていて暫定基準値以下のものを「安全」といっているから、
「安全」というのは「危険」なこと。消費者を騙して放射性物質入りの食材を買わせる手段です。
魚:残念ながら測定値が無いので、北海道、四国、九州、日本海、外国産だけが安全になってきました。
東北から紀伊半島まで危険です.特にワカメ、コンブには大量の放射性ヨウ素が見つかっています(外国の測定ですが)。
3. 少し離れたところの生活
乳児、幼児を含み、次のことに注意すれば安全です。
1) ミニホットスポットを避ける(ヤブ、排水溝、芝生、植え込み、雨樋の下、吹きだまり。
(注)放射性元素をホットアトムというので、「放射性元素が多い場所」という意味で「ホットスポット」と言っています。
2) 食材を徹底的に選ぶ(上記参考)
3) 水は大丈夫(どうしても不安なら飲み水だけペットボトル)。
4) 時々、日本海側などに遊びに行き、新鮮な食材と放射線の低いところで子供を休ませる。
5) 風の強い日はマスクをする
(地上にある放射性物質の粉が舞い上がるから。これはこれからの台風シーズンで大切です。)
子供に注意したら、大人はその結果として安全になります。
地域で子供がおられない方、お年寄りも、次世代の日本のために、
子供達が被曝しないように地域の環境(公園の雑草取り、道路の溝の掃除など)を
積極的にしていただければと希望します。
お子さんのために除染したいと思っても、お母さん自身が病気がちの人もいて、
放射線をあびることは危険な場合もあります。
多くの人が除染にご協力していただきたいと思います.
(平成23年6月1日 午前10時 執筆)