感動の大事件が起きた。

8月の出来事をフェイスブックに描いたので転載。

ツイッターではとても多くの人が注目している伝説の作業員さんも居て、私もずっと見守っている。彼らの発信は、現場の様子がすぐに分かって信頼できる情報だと思う。何万ものつぶやきを追ってきたから産まれた信頼だった。彼らは、恐ろしいほどの線量の中、必死に作業して疲れて帰ってきても必要な情報をつぶやいてくれていた。
作業員さん達は自分たちが誰だか解らないように細心の注意を払っていたから、それぞれが警戒していた。それぞれ孤独に慎重に発信し続けていた。間違えば現場に居られなくなる。
中には、その作業員さん達を工作員だと疑う人もいて、そんな人の心ない攻撃に心を痛めていた。

茶畑和也さんの♡の絵をみんな知ってると思う。
茶畑さんは、震災後♡の絵を描き続け、奥さんの亙美さんが毎日ツイッターで東電第一原発で作業する人に、感謝と応援の言葉を添えて届け続けている。
https://twitter.com/chabaheart

茶畑和也さんのweb http://chabata.com/ 

なんと、この8月、茶畑さんのいわきでの個展が開催された時に、♡の絵と茶畑夫妻に会うために、伝説の作業員さん達がそれぞれギャラリーに駆けつけて、初めて直接みんなが顔を合わせたの。(これはほんとに感動の大事件だった!)作業員さん達も直接繫がってチカラになったとつぶやいてた。
それは、彼らが実在する作業員さんだって証明する出来事だったし、茶畑さんたちの♡が現場の人たちの心にも届いてたってことだ。うっすら関わったので、茶畑さん、亙美さんに電話でいろいろ聞かせてもらった。ものすごく嬉しかったし、茶畑さん夫婦も、作業員さん達も心から突き動かされて動いていることが、あふれていた。
描くことで何かを起すこともできる。こんな遠くても伝えることが出来る。
まだ、きっともっとできるねっても話した。

事故があった時に、もう死ぬと覚悟したって。そして、また現場に戻る時に、皆、最後のつもりでお風呂に入ったり食べたりして、死を覚悟して戻って行ったんだって。
作業員さん達は皆、忘れられていくのが一番恐いと言ったそうです。
まだ事故の最中。終わって片づけてるのじゃない。
私も忘れないでいられるのは、作業員さん達のツイッターと茶畑さん達の毎日の♡のおかげだ。

作業員さんのツイッター(私がフォローしてる人のみ)
@Happy11311 @sunnysunnynismo

作業員さん達


[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=znLh3lKQfv0&feature=share[/youtube]

彼らは、私たちをこれ以上放射能まみれにしないために、去年の3月からずっと緊迫したまま戦ってくれてる。終わったことのお掃除してるんじゃないんだよね。津波で人々が飲まれたあの瞬間にまだ居るって事なんだ。

現場にいる多くの人が口をつぐむのは、私たちへの「あきらめ」だったりするんだね。それでも発信してくれるのを有り難いと思うし、本当は、私たちの心がそこへ聞きに行かないとわからないことだと思うんだ。どんなことでも。

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