お金＝ｱﾘｶﾞﾄのこと
BGOLOSにこんな記事がございましてね。
http://blogos.com/article/60584/
吉野家とマックの価格から、マーケティングを考えている。
記事の一部（全部読むこと推奨）
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…つまり、両者ともにいえるのは過去、価格をいじりすぎた、つまり、価格をマーケティングツールにしすぎたのです。行く人にとってみれば牛丼が380円でも280円でも行くのです。しかし、興味ない人は280円でも行きません。新たな客を取り込む努力とはブランディング戦略から入らねばなりません。その点、マックコーヒーは頑張ったと思います。あれでマックに新たなる客の流れを取り込んだと思います。
私は価格が全てではないと思います。商品、企業に対する消費者の持つ先入観はなかなか打ち破れないものだと思います。変えるのを面倒だと思っている人の気持ちを変えるのが価格戦略という時代は過ぎつつあると思います。ほんとの意味でのマーケティング戦略を考える時代になったのではないでしょうか？
全文を読むにはココ→http://blogos.com/article/60584/
転載終わり——————————-
マックや吉野家がどうかという問題は置いておいて、価格が全てではないと思う。
けど、価格は重要な感がえのもとにきまってくると思う。
価格は本来そこに必要なアリガト（お金）で決まってくるはずだ。
どうやって作られるか、どんなステキなことがあるのか知ったり伝えたりしないと
判断できないと思う。
届けたいもの、手に入れたいものがその価格であることに納得出来るか。
ところが世の中は
安いとか、オマケがあるとか本筋と外れた所ばかり気にしてる。
「客は安けりゃ買うバカ」「作り手は少しでも余分にお金をとろうとしてるゲス」
キツく言っちゃうとそう思ってるってことになっちゃう。
その疑いが世の中をつくるんだと思う。
手に入れる喜ばしいものが、交換したお金で関わる人の暮らしを支えているという
ステキなことが商いだと思う。
マーケティングなんて言葉になっちゃうと、それがわからなくなちゃうな。
わたしは買う人でも作る人でもあるから、
考えてみたいのは、そういう循環を思い出すことと、何がどう作られてるか知ること。
作り手としては、商品にどんな願いがあるのか、その情熱を隠さないってことだな。
買手が望むならじゃんじゃんどんなに愛しい思いで作られたか伝えていいと思う。
喜びが広がる。
新しいものはもう意味なく要らないから、質を高めるよう見直したりしたいな。
フェイスブックでこう書いたら「考えて買い物を始めてるよ！」の声が届いた。
買い物の決め手が、欲しいということ＋ｱﾘｶﾞﾄが何に役に立つかとなってイソイソお財布が開けるんだ。
安く手に入れることを一番に考えるわけじゃないから、
場合によっては自分のお財布が心細くなったように思うこともあるかもしれん。
でも、よのなかにこの考えがいっぱい増えてくるとみんなの懐が暖かくなっていくと思うよ。
ｱﾘｶﾞﾄは必要な所へ戻ってくるんだ。
奪い合えば足りないけど、分け合えば余るんだよね。心配してとどまるお金が無くなるから。
それが本当のお金の活かし方だと思うよね。
そういう考えが社会をつくっていって、それは揺るぎないものになると思うんだ。
「みんなのお財布がいちばんの愛の力」って思うよ。
この記事から、そんなことを考えた。