世界をつくる小さいヤツら
ゴ−ルデンウイークは、今年もありません。
けど、他の日に休みます。
自営の醍醐味です。今ね、ピロリ菌のついてのイラストを描いとる。(仕事)
日本では敵視されるピロリ菌だけど、他国の研究では、人との共生菌であることがわかってきたんだって。
ピロリ菌には胃酸をコントロールする力があるみたい。
(他にその役目をになう菌が居るかどうかは調べてないけど)
善玉菌と呼ばれるほど仲良しじゃないけど、
目くじら立てて除去するのは不自然だと書かれている。
ピロリ菌が悪さをするのは環境のせい。
環境を整えれば、他の菌も一緒に良い働きをすると。わたし、この仕事はもう5年くらいになる。
レビュラーで冊子に描いてるんだわね。
その世界の常識を知らないで生きてきたんだな〜って思う。
微生物なんて、そりゃちょこっとは身体にくっついてるとは思ってたけど、
ま〜さ〜か〜、ヤツらのほうがこの地球の物質より多いというか、
地球は微生物で出来ていると言って過言ではないのよ。
私たちはこの小さな生き物と協力して、身体を生かし、田畑で作物を得て、魚も動物もそうしている。
も〜〜のすごくおもしろいとおもわん?
電子顕微鏡で見ていくと、どこにもかしこにも、う〜〜〜じゃうじゃいるんやよ。
「いままで無視してきてごめんなさい』だわさ。農業が気がつき始めたように、
人と微生物の共同作業が解明されて、医学がひっくり返る予感がしている。
だから、今来てる醸しブームは自然なことだと思う。
せっかく気がついたんだから他のことのように忘れたくない。
仕組がわからないことは、忘れられていく。学びに蓄積されない。
だから、健康ブームで流行ったものが跡形もなく忘れ去られる。
仕組から知っていると応用出来るし、忘れない。騙されない。
仕組がわからないで妄信すると、それらがのびのび育たない。
良い菌も、他のことも、のびのびすくすく育つ環境を整えることが
とても重要だと思いながら描き進めて、いまやっとラフを出し切った所。
ゴールデンウイーク後半は、その絵を仕上げる。結構な量あるのよね。
勉強しながらギャラももらえるのでラッキーである。
wiki〈微生物〉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9