ちゃんの呪い
すんごい怖いんです。私、幼少の頃から。
この「ちゃん」ってやつが。
もう、間違っちゃったり、やらかしたりすると心臓がバクバクします。
非難された日にゃ、自分がやらかした罪悪感で心が取り乱れます。
でも、最近そうでもなくなりました。
ちゃんって、何なんでしょう。
なんで間違ったりやらかしたりしたらダメなんでしょうか。
少々やらかしても、間違えてもいいではないか。
誰かがやらかしても、華麗に(たぶん)対応できるようになったからか、
心がおおらかになりました。
そうしたら、ごめんねって言えるようになりました。
ちゃんを気にしすぎて落ち着いて考えられなかったものが、
気にしなくなったら頭も心も柔らかくなって、かえってより良い対処が出来るようです。
このほうが自由になってのびのび生きられる気がします。
そう考えるようになって、自分の失敗にも、他人の失敗にも、
もわって黒い雲が覆うような感覚が少なくなりました。
これが一番うれしい。
正しく在ろうとして臆病になったり厳しくなったりしないでいい。
何か起きても嬉々として乗り越える。
そんな感じで居たいです。