物理的無理と混同して自分がブレてること

無料で演奏してほしい、描いてほしいについて度々いろんな記事が流れてくる。やりたいんだけどあまりにも無料すぎて辛いという話は、他の活動で顔を合わせたりする仲間うちでも度々出てくる。
物理的に無理なことは無理なのであって、「どうしても予算が無いんだけど、あなたのチカラが欲しいのでやってもらえない?」「ちょっときついんで今回は〜円頂けない?」と、さらっと言える信頼関係がないのが私の場合は問題な気がしている。

私もこの四年間、常にいくつか描くものがある状態でほぼほぼ無料だったりするのだが、何人かの余計に払ってくれる人や、カンパのおかげでカスミは食べないで生きてる。
けど、私財は持ち出している。それは多くの人と同じだと思う。
しかし、持ち出しも時間とお金のダブルが続くときつい。
絵や音楽でなくても、他のボランティアでも有り難きことだと受け手としては思うし、ヘトヘトになってくると描き手としては勘弁して〜と思う。
このあたりは物理的な問題と思う。
絵の価値とか、イラストレーターへのリスペクトが無いとかじゃないような気がする。

どうしてもやりたいこともある。
場合によっては限界を超えて奮い立つのである。
だから、どうしても私でなければならない理由を聞いておく。
私がやらなかったとき、誰かがやる。それでも必ずいい結果になる。
私たちは多くの人が自分の力に気がついてやり始めることを望んでいる。
けれど、果たして同じ描き手の絵があっちにこっちに、今の日本に要らんような気がするのよ。
私にしかできないことができるのかも重要。
苦しくないのであれば、基本描きまくりたいのだよ。
でも、様々な人が始めているってところが、弱くなっちゃう。

断るのはとても苦手だ。お願いされれば調べるので、気軽でなく真剣に取り組んでることがわかったりすると余計に。
勝手に断られたショックを想像したりもする。
いっぱい考えすぎてわからんようになる。
描き手として自分に問う。
自分がすることに賛同が無いことをなぜ恐れるのか。
理由があってとる行動を、理解されないと心配するほど疑うのか。
自分自身で考えていくと、いろんな思惑が隠れていたりする。
閃けばすぐに描けるし、何か仕込みたい時とか描く意味を広げたい時とかは時間がかかる。順番通りに出来上がらない。
つじつま合わんよなぁ、と思いながら、なんでどこにつじつまを合わせないかんのかズレてきてる自分に気がつく。
たまにはビビるようなことも起きるけれど、理解されることのほうが多いのに。

お金が払える時とか、大義があるときだけお願いされたいわけではない。気軽に聞いてもらって、自分の状況に合わせて「できるよ〜」「や〜、むり〜」とお返事する勇気が、私に欲しいのだと思う。
これは私の場合、嫌われたくない賛同されたいという「煩悩」だと思っている。だから、無頼な隠居を目指すなどと言うのだわ。
ゆれゆれブレブレなんだけど、断るかも知れんけどその都度考えるので、結局まずは気にせず聞いてみて欲しいという着地。

それから、頂いたからといって自分が思うようにしか描かないけれど、私が描くことを続けられるようにカンパも欲しい。わたしの絵が必要なら描ける状況を作りたい。
(そこだ!言えた!)
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〈ゆうちょ銀行〉
記号 12450 番号 17788371
アカイツブツブノエ

〈ゆうちょ銀行への他金融機関からの振込〉
ゆうちょ銀行
店名 二四八(読み ニヨンハチ)
店番 248
預金種目 普通預金
口座番号 17788371

※きゅうりちゃんわらしべプロジェクトとは別です。
※物々交換もおっけ〜!(過去にはお泊まり権とか、観光案内とかいろいろ交換しておる)
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とりあえず、無い頭をフル稼働して描き続けたので、2月はバリ島へいって心の洗濯をしてきます。そして、ちゃんと休むように生活をリセットしてモリモリ描きたいと思っております。

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