福島県二本松市の放射線教育副読本かんせい!

届いた!
福島県二本松市の放射線教育副読本
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中学生用
放射線から体と心を守るために知っておく
「放射線の基本〜調べて 知って 話し合う〜」
小学生用
体と心を守るために知っておく放射線のきほん
「未来にむかって〜しらべて しって はなしあう〜」

たくさんの人がチカラを合わせて、二本松市の子どもたちの手に渡りました。二本松市にすんでいる方が居たら、子どもが持って帰った本を開いてみてください。
先生方の子どもを守りたい気持ちは強く、二本松市放射線アドバイザーである木村真三さん、小正正裕佳子さんも殺人的なスケジュールの中全ての制作会議に出席し制作に取り組んで来ました。入稿間際まで何度も話し合いがあって議論された本です。
状況は変わっていき、被ばくの問題も解決に向かっているとは言い難く、様々な考え方がある中で、市の教育委員会が立ち上がってくれたことがかくめい的でもあります。
二本松市では、健康増進課でも「測る 知る 記録する」ことを強く進めていて、その結果を生かし市民の被ばくを減らすことへつなげる重要さを伝えようとしています。
「話し合う」のは、それぞれの状況、様々な考え、想像のできないそれぞれの心の痛みも知って、対話によって手を取り合って越えていこうという願いが込められています。

内容は、描き込んで学べるワークシート、そのための資料のページ、子どもたちが共通して持っておきたい放射線の知識、三つのブロックになっています。すべて、子ども自身が自分を守ることに役立てていけるために向かっています。もし、また原子力発電所で事故が起きたときどのような方法で身を守るのかも。「放射線の影響はどれほどすこしなら絶対に大丈夫かわわからないので多めに気をつけていこう」そのために自分たちも出来ることが書かれています。
安全なら気にしなくていいじゃん、では上乗せされたリスクを回避できません。

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原発事故前は考えもしなかった、放射線と私たちの関わりを心折れること無く、学び諦めず実践していかなくてはなりません。
私のポジションは、イラストとデザインやアイデアで子どもたちに自分に役立つ知識をわかりやすく伝え、乗り越えていくための元気と勇気をちりばめていくことでした。何度も開いてみたくなる本になるように。
きゅうりちゃんも活躍しています。
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この一歩をどうか、すべてのおとながすべてをのりこえることで、子どもたちの身体と心が健やかに育つ助けになるよう愛しい協力を願い、わたしもこれからも諦めずはりきって続けていきます。この本をつくることによって、私が得たものはじゃんじゃん活かしていけば、この本はもっと育つかもしれません。諦めることはありません。ソコで子どもが守られること、保養や移住、除染も全て出来ることは片っ端からやっていくことが必要です。どこかに居るズルくて狡い人の話ばかり目に付くけど、私はすばらしいことを見つけパクパク食べて栄養にして動きます。
まだ始まったばかりです。
子どもたち、待たせてすまん。

子どもたちだけではありません。
全てのいのちは満足して生きるために在ります。

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