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障害の有無、世代を、問わず、誰もが輝ける場の創出を！さいたま市ふれあい福祉基金チャリティー「彩の国ゆめコンサート」
これは、障害の有る無しを超えて、一人ひとりの今と未来を考えていくという取り組みです。
朝霧 裕さんとは、東日本大震災後に出会いました。
なんども会ってメールでも話をして、やっと私は現状にどんな問題があるのかわかってきたような気がしています。
私は絵描きですが、幸いなことに誰にも「できない」と否定されることなく絵の道を進んできました。
私が絵を描くのに両親の協力は必要でしたが、それがあれば十分でした。私は、自分が絵を描くことで、他の人の協力をお願いしたことはないと思っていました。
なぜ両親の協力のみで、私は自分のやりたいことが出来たのか。
この社会は、一定以上の身体機能を持った人の為に作られてきました。私はその社会のサービスと援助を受けて生活が出来ているわけです。
歩ける人の為の階段、目が見える人の為の看板、一定の身体機能がある人だけが安全に居られる場所。
でも、私の身体機能に役立つ社会の援助とサービスが無かったら、私は自分のやりたいことにたどり着いたとは思えません。私は「自分の力」で人様のお世話にならずやったのだと思い込んでいたのです。
一人ひとりの特徴に似合うサービスや援助が行き届かないところは、皆の協力で叶えていくのは自然なことだし、私もそうされてきたと思います。私も自分の能力が今と変わってきたときに、生き良い社会であってほしいと考えています。それにいっしょに挑戦して叶えていきたいと思います。
よろしければ、みなさまどうぞご一緒に。