出来事から見つけるチカラ
福岡、大陥没。こんなの見たこと無いっていうけど、わたしは見た。
30年ほど前、江東区の菊里あたりで交差点が陥没したことがある。近所に住んでいたので見に出かけたがほんとに大きな交差点がまるごと四角丸く深さ5メートルくらい落っこちていた。どぉぉぉぉ〜〜〜〜んんんん!!!って響いいた。自動車工場のシャッターも地面ごと吸い込まれて歪んでいた。
そういえば、下石の運動公園にあるゲートボール場も陥没していてただいま立ち入り禁止でござる。ここいらは昔地すべり地域だった。
新潟原発の建屋の中では中越地震のときにどわわわわ〜〜〜っと水が湧いたそうだ。水が湧くって地下では何が起きているか想像できるよね。
いろんなことが起きる。
お水は砂や泥を流し大きな流れになれば岩も流し運ぶ。
いっつも地面は硬くて、生活に変化は無い「つもり」だと、こまったりびっくりしたりするよって、教えられている。
わたしは安全に細くてあざ笑われたりうんざりされたりする。
増水した川、車の中で漏れたのホワイトガソリンの匂い、冬山をギリギリのガソリンで越えること、用心しようとすることを、笑う意味が全くわから無い。
本当に人はうっかり死ぬから、普段から意識してい無いといのちは救え無い。安全に関する意見をスルーしたり自分に関係無いと思うなかれ。
おがくずでできた着火剤の中の熱くなる照明を消して移動させるチャンスはあの会場の全ての人の手にあった。
いのちを人に預けて納得がいかぬなら、気を抜いてはいけない。
大学や会場の関係者は責任は問われるだろうが、いのちを救うチャンスは自分の手にあることを忘れず磨け。
反省は各自で。失敗は身になろうとも、いのちは落としたくないから繰り返さぬように、深め刻んでいく。
辛くても悲しくても怖くてもくじけたくなっても、目を向ける場所をいちいち希望にする。
ておもう。