わたしね、
お母さんになった時、めちゃめちゃ頑張ったわけさ。
だって、お母さんになったんだもの。

だけどね、
今になってわかった。
わたしはお母さんにはなったけど
(上手ではなかったにしろ生かして成人させた)
わたしのなかには、
ずーっと小さい子どものままのミサトちゃんが一緒に生きてきてたのよ。
その子どもミサトちゃんだって、抱っこもして欲しかったし気にかけて欲しかったのを、きゅぅっとくちびる噛んで頑張って我慢していたのよ。

もうさ、
子育てとか(子育てしてなくてもさ)
いっぱいいっぱいだとさ、
変にいじけたり意地悪く思ったり、拗ねたりしちゃうじゃん。
でさ、
自分ってなんでこんな風にひねくれてるんだろ、なんて反省して落ち込むわけさ。

じゃがね、
子どものミサトちゃんからすればめっちゃ頑張って何年も10年も20年も我慢して寂しさもこらえてるわけじゃん。めっちゃ、せつなくなーい?
やー、わたしとしてはそれに気がついた時に
「そりゃぐれるわ!」「さすがに悲しいわ!」って思ったわけよ。
その子は、暗い部屋でひとりめっちゃしくしくしてたのよ。
(脳内イラスト)

だから、
責めんで欲しいんだわ。自分を。
「さすがに」辛抱できんのだから。
んで、
よろこんで欲しいんだわ。
自分のなかにある、頑張った頑張ってる可愛いさんを。

もちろん、自分のなかにはいろんな自分が他にもおるよ。
ニコニコ元気で張り切る自分も、年相応にやってのける自分も。けど、そういういろんな自分が全部合わさって「わたし」になってるわけで、切なく可愛いさんの部分もしっかりと敏感にある。

自然なことやと思うよ。
って、最近すごく思うよ。
50歳過ぎても子どもみたいな感受性がずっと一緒に生きていくなんて、うれしいなぁって思う。
これからは、このミサトちゃんに活躍してもらおうと思ってるのよ。^^

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