みよちゃんが焼けちゃいました。

四月四日の書きかけ日記 書き足してアップします。
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みよちゃんは、今日火葬にしました。

みよちゃんが死んだ時の事を。
家族には話さない。

心臓は呼吸より先に止りました。
私は寝ずの番をしていたので、呼吸が止まるときみよちゃんの側にいて吸引機で痰を吸引しました。
痰が引けてないと思ったらみっちり詰まっていて
透明なホースは気泡も入らず真っ白でした。

少し呼吸が楽になったように見えて、思い切って奥まで吸って良かったと思った瞬間、
脈が小さくなっていって、どんどん急に弱くなって、呼吸はあるけど心臓が止まりました。
それから数度呼吸をして息は止りました。
私は黙って隣りの部屋でねている父を起す前に救急車を呼びました。

死んでいくのだと思いました。
私が寝ずに付いていたのは、もうすぐ死んでしまうからでなく
呼吸が苦しくなると、思考が混乱します。
酸素マスクとカニューラとどっちをつけているのかわからなくなって交換しようとして外してしまうからです。
もう、私は役に立たない。そう思いました。
でも、ひょっとしたら、誰かが上手く痰を吸い出してくれて、
ふたたび目を開けそうな気がしました。
チューブをのどの置くまで入れても、もう咳き込むことも出来なかった。
もっと上手く痰が取り出せたら、生きているのが少し長かったかもしれません。

お葬式も澄んで、ふとwebで死んでいく人がどういう状態になるか調べました。
それによると母は数日前から死に向かっていました。
人が死ぬときに何が起きるか知っていれば、違う事をしたと思う。

けど、あれでよかったって思います。
後悔も無いです。
私の目の前で死んでいって、私が吸い出せなかった痰に溺れました。
心肺蘇生で思い切り胸を押される母の口から、大量の痰が流れ出しました。
それはたぶん、コップに一杯くらい出たと思う。
私が医者だったら母を生かせたと思う。
もっと早くに(数年前に)手を打って今生きていたかもしれない。
納得がいく事ばかりじゃなく、納得のいかない事のほうが多かったけど
そうしたいのならそれで死んでいく事も受け入れようと思っていました。

手の爪も、踵も背中も首筋も、私の触らなかったところは無いくらいに
みよちゃんを覚えています。

webで見た事—————————————-
①食べられないと2週間くらい、飲みこめないと1週間くらいです。
②意識がボーッとしたり、眠る時間が多くなると、1週間くらいです。
③幻視・幻聴や、意味不明な言動をとる(せん妄)と、6日くらいです。
④呼吸が不規則になったり、ゼイゼイしてきたら、5日くらいです。
⑤尿が出なくなったら、4日くらいです。
⑥会話ができなくなったら、3日くらいです。
⑦呼びかけに応答できなくなったら、2日くらいです。
⑧鉄が錆びたような血の臭い(死臭)がすると、1日くらいです。
⑨手足が冷たくなり、紫色になってきたら、半日くらいです。
⑩呼吸が止まったら、お別れの日です。

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