柚木ミサトは、被曝とこれからをどう考えているか。

柚木ミサトの心、現在のまとめ。(笑)

これ、自分でも整理したかったので書いてみます。

さて、これまで私は自分で、「被曝係」と決めたから主に福島の子どもを守る事についてアクションして来た。

他の地域がどうでもいいんじゃなくて、福島県に対して正しく行われれば、他の地域も守られるから。

津波や地震によって失われた全ての事も忘れてはいない。全ては出来ないし、友達がそちらに力を入れて手くれるので応援をしてる。

でも、今の問題のためにしなくてはいけない事を出来る限りひろって注目しているつもりだ。限界があるけれど。

なにもかも、優先順位など無く、全て同時に出来るよう身体一つを配分して効果的に動きたいと考えています。

「できない」は、押し入れにしまいました。

「どうやってやるか」だけを心にいれてあります。

さて、柚木ミサトは今どう考えているか。

福島県のことを書いてみます。

私の考えです。誰に強制するものでもありませんのことよ。

福島県に人が住めるのか

私は退避区域に指定されていない場所は住めると思う。

それには条件がある。

—–福島県に住むための条件—-

「徹底的に除染していくこと。」

「放射能について全ての人が正しく理解していること。」

「住む人に子どもを守る強さがあること。」

「安心出来る、まったく汚染されていない場所、施設を十分に作りみんなが利用できること」

「日本中が、自分の家族のことと考え、そのためにずっと協力すること」

住むことを選ぶ権利があるし、安全と安心を要求する権利があると思ってる。

ほんとうはの準備が出来るまで、子どもたちには外で待っててもらうのが大人のすべき事だと思う。

国が出来ていないことを、同じように親も出来ていないのを悲しく思う。

物事が正しく理解されていないから、このようなことになっている。

だから、事態を知ってもらおうと【あかいつぶつぶの絵】を描いたのだよ。

●被曝を防ぐということ

誰がどのように気をつけたらいいか。

それは、被曝して大丈夫な量は、人によって違います。

私の絵のあかいつぶつぶで例えると、

つぶつぶを入れていい量(被曝していい量)を計る入れ物の大きさが人それぞれ違います。

子どもは小さなカップ一杯。

大人はバケツ一杯。

おじいちゃんたちは大きなタライ一杯。

そんな感じで放射線の許容量が違います。

同じ子どもでも、三月に疎開していた子どもと、三月に無防備で被曝した子どもとは許容量が違って来ます。

放射性物質は排出されるものがありますから、

入れ物の中身は、時間とともに減っていって許容量が増えるという仕組みです。

(身体の浄化作用と排泄機能で、放射能が身体から外へ出るからです)

ですから、今でも、ずっとこれからも、被曝を防ぐ事が「病気にならない身体づくり」になります。

それぞれの人に合わせ、気をつけるレベルを3つに分けてみます。

1. 〈レベル 安心〉

対象/子ども、妊婦、今後、赤ちゃんを持ちたい女性、男性

数値で計る「安全」を更に越えた心の「安心」を追求します。

安心は、「病気にならないかしら?」「赤ちゃんは無事生まれるかしら?」という

心配もカバーしたいと思っています。

子どもの放射線に対する弱さももちろん気になりますが、

実際、どれだけ被曝すると病気になるか正確にはわからないのです。

けれど、関連性が証明出来ていないだけで、過去の事例から、がんや子どもへの影響がたくさん出ている疑いが強いのです。

少しでも危険であるなら避けるべきだという、子どもに対する大人がすべき当たり前の考えです。

赤ちゃんと、高校生ではもちろん放射線の影響度は違いますが、

私は母として、全ての子どもに対してそのような区別はつけたくありません。

2. 〈レベル 安全〉

対象/その他のおとな

私たちは、普段様々なリスクを乗り越えて生きています。

そのリスクと放射能のリスクを公平に考えた安全レベルです。

私は、このグループに入る大人にとっては、放射能との関わりを冷静に見ています。

特に、細胞分裂や身体の成長のスピードが遅い大人は放射能にも子どもたちより強いと思います。

放射能が身の回りにあることを意識しながら、若干のことは自己判断で注意していけばいいと思います。

3. 〈レベル りらっくす〉

対象/おじいちゃん、おばあちゃん

ほとんど気にすることなく生活していいと思います。

おとしよりの身体の仕組みから考えて、たとえ病気が出てもずっとずっと先で寿命を全うするのに影響が少ない。

引越や、今までの生活を変えることの方が身体にも心にも良くないかも知れないからです。

うんと笑って、楽しく、リラックスして暮らす方が身体にいいことが多い気がします。

でも、放射能は身体には良くありませんから避けられれば避けるに越したことはない、位でいいと思います。

【レベル安心/子ども、妊婦、今後、赤ちゃんを持ちたい女性、男性に気をつけてほしい事】

パーフェクトな〈レベル安心〉は、移動ですがそれを選択出来ない場合もあります。

放射線に対しての感度が非常に高いです。特別に注意してください。

今後、赤ちゃんを持ちたい女性、男性については、ここまで注意する必要があるかはわかりません。

けれど、これほど気をつけていれば、赤ちゃんを持つことになったときに迷うことはありません。

だから、子どもと同じに気をつけて。「安心」のためです。

望んでこんな事態になったわけではありません、堂々と強く強くレベル安心を要求しましょう!

移動出来る条件があるなら、それを声に出してください。全国の人はそれを助けなければいけません。

●汚染されていない場所で生活してほしい。

○ここに住むというのなら、勉強して徹底的に放射能博士になってください。

○移動しないなら、あらゆる手を尽くして被曝しないよう細心の注意が必要。

○事故前と同じ安全な食べ物、飲み物を選ぶ。

○学校、保育園を安心スポットとなるよう徹底的に整備する

○風の強い日は必ずマスクをする。

○ホットスポットに近寄らない。

○汚染の無いところへ積極的に行って身体を休める。

○全てのおとなが全力で被曝から守ってください。

【レベル安全/その他の大人に気をつけてほしい事】

放射線の影響と、自分の大切に思うものと比べてみて、その地にとどまるかどうか選んでいいと思います。

この場合も、生活するところは出来うる限り除染され、定期的に健康診断を受ける事が前提です。

リスクはありますが、注意して生活すれば予め決まっている寿命は全う出来ると思います。

たとえば、空気の汚い街に住む、無農薬でない野菜を食べる、タバコを吸うとかと同じで、

「任意でリスク(被曝)を受ける」ということになると思います。

○ここに住むというのなら、勉強して徹底的に放射能博士になってください。

○過剰な被曝をしないよう注意。

○汚染地の食品には、基準値以下でも徹底したベクレル表示を求め、数値を見て選ぶ。

(これは、これから日本全国で行われるべきだと思います。)

○風の強い日は必ずマスクをする。

○ホットスポットに近寄らない。

○汚染の無いところへ時々行って身体を休める。

○放射能がある事を忘れない。

【レベルりらっくす/おじいちゃん、おばあちゃんに気をつけてほしい事】

何度もはっきりいいますと、放射線の影響が出るのは10年20年後です。

おじいちゃん、おばあちゃんには、いま文部科学省とかから提言されている事を信じても

寿命に影響は少ないと思います。でも、これは、おじいちゃんとおばあちゃんだけです。

全ての人にこれでいいと言ってる国が間違っている事は、理解してくださいね。

自分自身に対しては、放射能の事は気にせず、今までの生活を取り戻してより楽しく過ごしてほしい。

家族が疎開して寂しい人も居るかもしれませんが、愛する人を守ってください。

○友だちや、自分の孫のために、放射能の基礎知識は知っておいてください。

○人によって被曝していい量が違うので、自分より若い人のやり方を許してあげてください。

○被曝を防ごうとしている家族や近所の人に協力してあげてください。

○汚染地にすむ事を選んだのだから、切ないけれど、孫に自分が作った野菜を食べさせられなくなったり、

我慢する事が多くなるのを耐えてください。

【外部被曝のこと】

東電原子力発電所が、更に大きくダメージを受けないうちは原発の事は気にしなくていいと思います。

○雨にあたらない。あたったらシャワーを。

○ホットスポットへ除染以外で立ち入らない。(立ち入る時はフル装備で)

○風が強く、地上に降り積もった放射性物質が巻き上がる時はマスク。

○雨水や除染の排水は雨水管を通って、川へ流れます。(家庭排水と別ルート)水遊びは禁止です。

【内部被曝のこと】

内部被曝は外部被曝よりも三倍影響が強いと言われています。

先に、身体から出て行く放射性物質もあると書きましたが、出てこないヤツもいるんです。

そいつはそこで放射線を出し続けます。

ですから、内部被曝を出来る限り徹底的に防ぐ。これが一番真剣な戦いです。

レベル安心を目指すなら全く汚染のないものを口にしてください。

食べものについては

強い農薬を使ったやさい、普通の農薬を使ったやさい、減農薬やさい、無農薬やさい、と同じ考えです。

強い放射能をおびたやさい、放射能をおびたやさい、減放射能やさい、無放射能やさいですね。

けれど、農薬は食べ物のために開発されてますから、放射能のほうはもっと危険度を高く思っていてください。

○汚染の可能性がある場所で作られた、食品、飲み物ものにベクレル表示を要求しましょう。

(必ず数字を見て、食品を選びましょう。強いニーズがなければ世の中は変わりません。)

○調理方法も茹でこぼす、皮を剥く等、勉強して工夫してください。

○風の強い日はマスクをして呼吸するときの被曝を防ぐ。

○手洗い、うがい。放射性物質を吸い込まないようきちんと落とす。

○こまめに掃除してほうしゃのうを取り除きましょう。

【ポイント1】

放射能の害について、タバコ、公害など、他のリスクと比べ、「大丈夫だ、大したこと無い」とかいいますね。

確かに、人間は私が知ってるより、もっとたくさんのリスク(危険)と一緒に生きています。

更にそこへ望みもしないのに、「上乗せされる」のです。これ以上、ゴメンですよね。

【福島のこれからのこと】

しっかりと除染した場所を増やし、そこにいる時間を長くできるよう工夫しましょう。

子どもにとっては、コンクリートの建物である学校は安全地帯になります

レベル安心をガンガン要求しましょう。(繰り返しますが、強いニーズがなければ、世の中は変わりません。)

これが叶えられなければ、子どもがそこに住むのは無理です。

これを変えさせる力が家族に無ければ、そこに子どもをとどまらせてはいけません。

人の近くから始めて、福島県全体を丸ごときれいに除染していきましょう。

これは、福島に住む人だけがやることではなく、日本中の人が協力することです。

もちろん、一番にやるべきは、国と電力会社でありますが、一刻を争うので、全ての人が力を合わせるべきです。

(しつこく繰り返しますが、強いニーズがなければ、世の中は変わりません。)

汚染されてしまった福島県ですが、これをきれいにしても、元には戻らないことがたくさんあります。

畑や、漁業も前のようにいかないくて、問題がたくさん残ります。

それを越えていくには、新しいアイデアや価値観を持つ必要があります。

「今までのようにはなれない」けれど、もっといいアイデアがあるかも知れません。

それを信じるしかないと思います。そのためにこれも、全国で考え、協力することです。

これらが出来なければ、日本という国は、存在する価値もありません。

国任せ、企業任せでなく、私たちひとりひとりが助け合って作っていくのが、

本当の国で、本当の民主主義、本当の豊かなくらしだと、柚木ミサトは考えています。

それから、これは本当に辛いことだけれど、病気の子どもは増えていくでしょう。

そのときに、そうなってもそれ以上子どもががっかりしないよう、

負けないよう、今、出来る限りのことを、これからも出来る限りのことをしたいのです。

今のままじゃ、精一杯やったといえません。

思いつくことは、全て、やろうと思うのです。

自分がそのために変わる必要があるなら、変わっていこう、そう思っています。

【日本全部のこれからのこと】

問題は、放射能でなかったことを気がつきたいと思う。

よく考えてください、今の問題は全て人によって引き起こされています。

地震、津波は確かに想像を超えた大きさでした。

けれど、歴史から考えると始めてではありません。

もっと少ない被害に何故出来なかったか。何故、準備を怠ったか。

何故、日本中にある原発はその地域に受け入れられたか、出来てしまったか。

私たちは、いつから、何を間違えていたのか。

ほんとうに大切なものは何か。今、何と何を比べて怖がっているか。

こんな事になった今、上に挙げた疑問を考えてみて、いままで正しいと思っていたことは本当に正しいのか。

私たちは、こんなにも尊い犠牲を払って省みることになるほど、壊れていたのではないかと私は思います。す。

今、現在も、まだ昔の間違った考えで動こうとしているところが、上手くいかず問題を広げている気がしま

問題を乗り越え、成果を上げているところにいるのは、常識や思いこみを越えて動いている人たちではないでしょうか?

 

※ブログのタイトルにわざわざ「柚木ミサト」と入れたのは、私独自の考えだという証拠のため、

こうやって全ての人が自分の考えを持つ。これがその人のための放射線対策になると思う。

これからの日本で暮らすのなら、自分の放射線対策が語れないと、放射能に負けてしまうと思うぞ。

●追記

避難したら失うものもあります、避難しなければ全力で一生放射能と戦うことになります。

戦争のような非常時です。この戦争の敵は、自分自身です。

ありえない放射能が降り注ぐ事だけではなく、私たちの今まで身につけて来た常識や価値観では

全て間違っていて、今守ろうとしている子どもの未来への計画や、社会の仕組みや保証された幸せなど

もうじきに、意味が無いことに私たちは気がつくと予測しています。

私は、私の声や表現が強力な力を持つよう今、がしがし武装し続けています。

【6/17追記】

今後、どんな事が子どもたちに起きようとも、想定外ではいけないと考えています。

あらゆる準備をしておかなきゃいけません。

子どものがんが増えて、白血病、甲状腺がん、身体に障害が出る子が生まれる事を想定して準備をしてください。

そうなったとき、驚くようでは絶対にいけません。

覚悟をしておいてください、十分に準備をしておいてください。

全国の人は、自分に何が出来るか、何を準備しておくか考えてください。

全国のお母さんは、自分の子どもがそうなるとき、自分の子どもがそういう子と出会った時、

そういう子と結婚をしたいと自分の子どもが言った時、

どう考えどう接するか、しっかり考え愛を持って子供に教えてください。

身体に障害があろうが、病気を持っていようが、区別も差別も無くちゃんと受け入れられるべきです。

被爆地の人だからという区別、差別する心にも、私は強く強く抗議し続けていきます。

証明されてるとか、確率がどうとか、暫定基準がいくつであろうが、

みんなが知っておくべき本当の事は、

「子どもが、被曝しても安全だという証明は世界中探しても無い」という事です。

大人が注目すべき事はココです。

コメント (5)

  1. できること、ひとつひとつが大事ですね。(バリ在住ですが)今後子どもを日本へ連れて行かないことにしました。日本の食品は(申し訳なさでいっぱいだけど)産地を確かめて買います。でも、問題は私たちのこれからの姿勢にかかっていると思います。ひとつひとつとは、姿勢であり、こころですよね。

  2. あいだ たかこ より:

    名古屋の611デモイベントではお世話になりました。頂いたウチワ、間もなく1歳になるムスメが気に入って毎日持ち歩いています。栃木ではキチガイ扱いされながら、幼子抱えて西に逃げてきた自分。この危機感の差はどこから生まれるのでしょう。まるで我が子を守ることが身勝手で悪いことのよう。切ないです。今起こっている本当のコトを知りたい。望むことは、それだけです

  3. Hiromi♪ より:

    ツイッターで神戸での6.11アクションでイラストをお借りしました…とツイートした者です。^^
    今日、こちらを知りました。
    仰る通りですよね。
    これからの日本は、半永久的に放射能汚染と付き合っていかなければならないのでしょう。
    便利に溺れきった日本人に、大きなしっぺ返しが来ているように思えます。
    その為には、「知る・学ぶ」必要があります。
    なのにどうしたことでしょう、何故にこんなにのん気なのでしょう…と思うほど、関心のない人が多い…。
    認めたくないのか、報道に洗脳されているのか…はたまた諦めているのか…。
    気付いた者が根気よく伝えていくしか方法はないのでしょうね。
    私も微力ながら伝えていきます。
    またお邪魔します。
    子どもたちの未来を切り開いていくのは、今まで無関心で過ごしていた私たち大人の役目です。

  4. *いの* より:

    気持ちが(文章の内容的にも、書き留めておこうとした気持ちも)とってもよくわかります。

    25年前のチェルノブイリ事故の時に双子の幼児を抱えて
    原子力発電所というもの恐ろしさや、それを推進しようとする人の力の強さに
    驚愕し、憤り、やがて半分あきらめてしまいました。
    それでもほそぼそと、原発現地や候補地の反対運動などを支援してきて…
    今、こうした事態になり、毎朝、目が覚めると
    ああ、今日もまだ福島の4基の化け物から(4基じゃないかもしれないんですね)
    放射性物質が垂れ流しになっているのか…と落ち込み、
    いやいや、そこで非人間的な作業をしてくれている人がいるんだ!…と気を取り直して起き上がる毎日です。

    書いていただいたことは、まったく同感です。
    言葉を尽くしてまとめていただいた、という感じで感謝します。

    イラストのセンスも大好きです! 

  5. 二児の母 より:

    母として、何度も読みました。また今日も読みました。他の人にも読んで欲しくてツイートしました。転載ツイート禁止ならば削除します。@poohmaple 柚木さんと赤いつぶつぶの絵、応援しています。

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